商業か同人か。個人開発で売れるために

個人開発で食べていきたいKamaseinuです。ブログを始めたは良いものの、売れるためには、という話ばかりになってしまっていますが、今日もその話です。今日で一旦まとめたいです。ブログを始めた理由は色々ありますが、将来自分が売れた時を想像して、自分の葛藤や考えていたことを残しておきたいということもあるので、こういう話も多くなります...。

 

今日はXでたまにみかける「作りたいものを作ってて良いのか」問題についてです。

 

 

まず第一にゴールを明確にしてみますと、商業でやる場合の目標は、「ユーザーにゲームを提供して、その対価としてお金をもらうこと」です。対してフリーゲームのように非商業でやる場合(同人とか)は、お金を稼ぐ必要がないので、各々が好きなように目標を立てられることでしょう。

 

 

となると、商業でゲームをつくる人の「作りたいもの」というのは、極論みんな「売れるもの」になります。...よね??

 

 

株式会社の目的が株主(出資者)に利益を還元する、とかと同じだと思います。もちろん人によってはお小遣い稼ぎでいいという人もいれば、100億円稼ぎたいという人もいるわけですが、それでもあくまでその規模に達するために「売れるもの」を作るという目的は一緒なわけです。

 

 

この「売れるもの」を作るためには、というところで、個性が出てくるはずです。

 

 

世の中の売れているゲームを分析して「こういうふうに作れば絶対売れる!」といって作って売れる人もいれば、自分の世界観をゲームで表現して徐々にファンを増やしていくような売れ方をする人もいるでしょう。いわゆる作家性というものです。

 

 

例えばですが、僕の場合は自分が興味関心がなく、自分で面白いと思えないようなゲームを作っても、低クオリティまたは完成せずに終わります。

 

 

なので、僕にとってはまず最も優先されるべきは「作りたいもの」=「売れるもの」=「自分が面白いと思うもの」なわけですね。完成しなかったりバグまみれゲーを生み出したら売れる売れない以前の問題ですし...これが基礎になります。

 

 

こんな感じで、自分の強み弱みは何かを理解して、どうすれば自分の最大出力が出せるんでしょうね?って話です

 

 

自分の最大出力を出す条件が「自分が面白いと思うものを作る」だったら企画段階のジャンル選びなんかに細心の注意を払うべきだし(なるべくメジャーなジャンルを狙うとか)、そうじゃなくても高いクオリティで作れる人であれば、ただひたすらに自分の考えうる一番売れそうなものを作り続けていっても良いわけです

 

 

色々なタイプがいますが、Xなどでよくこの問題で悩んでいる人はなんとなく僕と同じタイプが多そうだな(自分が面白いと思うものじゃないと続かない)と勝手に思ってしまうのですが、このタイプはあれこれ考えても結局あまり続かない人だと思うので、むしろ自分が面白いと思う範囲を広げて引き出しを多くしていく努力のほうが大切なのかなぁとか思ったりします。

 

 

なんでこんなゲームが売れてるんだ?ってゲームの面白さが分かれば、自分の「面白いと思えるゲーム」の引き出しが一つ増えるわけで、売れる確率が上がるじゃないですか。

 

まとめると、

 

1. 商業の開発者のゴールは「売れるもの」を作ること

2.自分が一番「売れるもの」を作れる可能性のある開発をする

 

 

ですね。こう見ると当たり前すぎるか...?

 

 

まあ、売れたらまた何か分かるかもしれないので、僕はまた明日から「売れるもの」が作れるよう頑張りたいと思います。では。